映像翻訳 discovery

仕事・映画&ドラマ・ショウビズなどなど 映像翻訳者の視点から discovery(発見・めっけもの)を綴っていきます。

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レギュラーで翻訳を担当している仕事の中に
新作映画を紹介する30分の情報番組があります。

“新作映画を紹介する”ので
当然、公開前に仕事をいただく場合が多いのですが
たまーに映画の公開中に翻訳作業をすることがあります。

そんな時は「ラッキー!」と思いながら
映画館へ本編を見にいくわけです。
だって、内容が分かっていた方が訳しやすいし
監督や出演者のインタビューも意図が汲み取りやすいと思うじゃないですか。

しか~し! 落とし穴があったのです。
(私だけかもしれないけど…)

先日、某超大作映画を紹介する回を担当したのですが
公開中だったので、映画を見てから翻訳して納品しました。

そしたら、クライアントさんから珍しくフィードバックがきました。
すごーく遠回しな言い方ではあるんですけど
「今回、手抜きしてませんか?」という感じの内容でした f(^_^)

なんかね、「おしい!」って感じの字幕が多かったらしいです。
「おしい!」というのは、要するに言葉が足りてないってことなんですけどね。
練りや工夫が足りないと指摘されてしまいました。

こうなった原因を自分なりに考えると
やはり本編を見てから翻訳をしたのがいけなかったのかなと思います。

自分は本編を見て内容を分かっているから
“映画を見た人には分かる、見てない人には分からない訳”
になってしまったのではないかと思うんです。

つまり、映画をまだ見ていない視聴者が
「どんな映画かな? 面白そう! ワクワクする!」
と思えないような内容になっていたんですよね。

いつもなら自分も本編を見ていないので
視聴者と同じ気持ちで訳すことができる→ワクワク感が出せるのに
今回はそれができていなかったようです。

いやぁ~、お恥ずかしい限りです。
クライアントさん、「これはひどすぎる。ビシッと言っておこう!」
と思ったのかもしれませんね。
肝に銘じます、はい。

幸い、「今後も引き続きお願いします」と言っていただいたので
次回から心を入れ直して頑張りたいと思います。

やっぱり、視聴者の気持ちを汲むことって
翻訳では大事な要素なんですね。

これからは、たとえ映画が公開されていても
納品を済ませてから本編を見にいこうかと思います(笑)
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先日担当した短納期のお仕事の反省会&打ち上げへ行ってきた。

今回初めて、仕事の反省会なるものに参加した。
打ち上げはよくあるけど、反省会って…
厳しいことを言われたりするのかとちょっとドキドキだった。

蓋を開けてみたら、“次回はより良い作品を作りましょう”という目的で
今回の問題点や滞った点、やりにくかった点などを上げて
改善点を見つけていくという、ありがた~い会だった。

大変な仕事だったので、次回はあまり参加したくないな~なんて思っていたけど
クライアントさんの こういう真摯な姿勢を見ると、また一緒に仕事がやりたくなってくる。

反省会後の打ち上げは、終始和やかムード。
普段はメールでしかやり取りのなかったクライアントのスタッフと
直接会って話ができたのは、今後に向けて かなりプラスになりそう。

メールでは ぶっきらぼう に感じた人も
実際に会ってみると、優しそうだし面白い人でギャップがあった。
これが分かっただけでも、今後この人から冷たいメールをもらっても
右から左へ受け流すことができそう(笑)

また、普段は接することのない翻訳者さんと情報交換ができるのも
打ち上げの醍醐味だ。
結局、悩みはみんな同じで、いろんな話に共感できたりする。

フリーのお仕事は、人とのつながりがとても大事だと思う。
今後も反省会や打ち上げなどには積極的に参加しよう!
某映画祭(バレバレ…)のハイライト番組のお仕事をすることになりました。

12日間に渡って毎日放送される30分の番組で
短納期で仕上げるお仕事です。(担当するのは1エピソード)

前日の夕方5~6時頃までに素材がアップされ
翌々日の午前10時に納品。作業期間は正味1.5日しかありません。
尺は15分程度(1エピソードを2人の翻訳者で分担するので)。

毎年 声を掛けていただいてたのですが
他の仕事が入ってたりで、いつもお断りしてました。
正直、ちょっと敬遠していた部分もあります。
だって短納期って大変だものー。
今まであまりやったことがありません。

明日(もう今日か)、素材がアップされることになってるのですが
今、不安でいっぱいです。

基本ルールもややこしそうだし
監督や俳優の名前もややこしい。
調べ物も大変そう。

ドキドキ…
ちゃんとできるかな?
ってやるしかないのですが。
とにかく頑張ります。気合だぁー!!!
テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画
バベル


3月最後のお仕事は、話題作『バベル』を紹介する番組の翻訳でした。

内容は主に監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥさんのインタビューで
ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットがちょこちょこと顔を出す感じでした。
おかげでイニャリトゥの濃い顔が目に焼きついてます。彼、眉毛がつながってました(笑)

3大陸4言語、世界規模のスケールで人類の絶望と希望を描く”というこの作品。
撮影には1年以上もかかったそうです。

モロッコの閑散とした村、メキシコの国境付近の砂漠、日本の混沌とした都会でのロケ。

意外にも一番苦労したのは東京でのロケだったそうです。
何もかもが規制されていて、許可なしでは何もできず
ゲリラスタイルでハラハラ・ドキドキの撮影だったとか。

ハリウッドで絶賛されていた菊地凛子さんの演技はどうなのかな?
監督は彼女をベタ褒めしていますが
レビューなどを見ると「大したことないじゃん…」という日本人の感想が多いので
本当はどうなのか、気になるところです。

ストーリーも意外性があって面白そうだし、ぜひ見てみたい作品です。
でも全編を通して、かなりどよ~んと暗い雰囲気の映画のようですね。
耐えられるかな?
今回のお仕事は第79回アカデミー賞のファッションチェックの番組だった。

レッドカーペットでポーズを取るスターたちの
ファッション、ジュエリー、ヘアスタイル、メイクなどを
辛口の司会者3人&ゲストが厳しくチェックしていくというもの。

司会者は女1人&男(ゲイ)の毒舌家たち。
何でも言いたい放題でベラベラとよく喋るから翻訳するのが大変!だった。
でも掛け合いが面白くて おもわず吹き出したり。
なんだかんだで楽しく作業ができた。


ここでいきなりですが…
私が選んだベスト3ワースト3ドレスの発表です。

<ベスト・ドレス>
1st. ニコール・キッドマン@バレンシアガ
とにかく美しい!
こんなに鮮やかな赤のドレスは彼女にしか着こなせないよなぁ。
首の後ろの超特大リボンが可愛らしい
kidman


2nd.リース・ウィザースプーン@ニナ・リッチ
可愛くてカッコいい!ストレートヘアーが似合ってる。
スカートのレイヤーがゴージャス
 reese


3rd. ヘレン・ミレン@クリスチャン・ラクロア
主演女優賞も受賞した彼女は61歳。
スタイルもいいし肌もキレイ。いい年の取り方してるなぁ。
シンプルだけど、スカートのゴールドペイントがステキ!
helen



<ワースト・ドレス>
1st. メリル・ストリープ@プラダ
アカデミー賞なのに このラフさはどうなの?
彼女にとってはドレスアップとか、もうどうでもいいんでしょうね。
これじゃプラダが泣くよ。これぞ“プラダを着た悪魔”!
meril


2nd. アン・ハサウェイ@ヴァレンティノ
このデッカイ黒リボンは何ですか?! ギャグみたい。
メイクもバッチリ。白い肌もキレイ。
白いドレスもリボンがなければステキなのになぁ。
hathaway


3rd. キルステン・ダンスト@シャネル・オートクチュール
パッとしないドレスだなぁ。
子供がピアノの発表会に着るドレスみたい。
ヘアもメイクもひねりがないし…。
kristen



しかし映画スターたちも大変だなぁ。
世界中に注目され、ドレス選びにプレッシャーもかかるし、
ドレスを着たら着たで、あーだこーだ言われて。
お疲れさんです。
テーマ:第79回米アカデミー賞 - ジャンル:映画
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