映像翻訳 discovery

仕事・映画&ドラマ・ショウビズなどなど 映像翻訳者の視点から discovery(発見・めっけもの)を綴っていきます。

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アカデミー

第79回アカデミー賞の受賞者が決定した。


<作品賞>
□ 『バベル』
■ 『ディパーテッド」
□ 『硫黄島からの手紙』
□ 『リトル・ミス・サンシャイン』
□ 『クィーン』


<主演男優賞>
□ レオナルド・ディカプリオ 『ブラッド・ダイヤモンド』
□ ライアン・ゴズリング 『ハーフ・ネルソン(原題)』
□ ピーター・オトゥール  『ヴィーナス(原題)』
□ ウィル・スミス 『幸せのちから』
■ フォレスト・ウィッテカー 『ラストキング・オブ・スコットランド』


<主演女優賞>
□ ペネロペ・クルス 『ボルベール <帰郷>』
□ ジュディ・デンチ 『あるスキャンダルの覚え書き』
■ ヘレン・ミレン 『クィーン』
□ メリル・ストリープ 『プラダを着た悪魔』
□ ケイト・ウィンスレット 『リトル・チルドレン(原題)』


<助演男優賞>
■ アラン・アーキン 『リトル・ミス・サンシャイン』
□ ジャッキー・アール・ヘイリー 『リトル・チルドレン(原題)』
□ ジャイモン・フンスー  『ブラッド・ダイヤモンド』
□ エディ・マーフィ 『ドリームガールズ』
□ マーク・ウォールバーグ 『ディパーテッド』


<助演女優賞>
□ アドリアナ・バラーザ  『バベル』
□ ケイト・ブランシェット  『あるスキャンダルの覚え書き』
□ アビゲイル・ブレスリン 『リトル・ミス・サンシャイン』
■ ジェニファー・ハドソン 『ドリームガールズ』
□ 菊地凛子 『バベル』


<監督賞>
□ クリント・イーストウッド 『硫黄島からの手紙』
□ スティーヴン・フリアーズ 『クィーン』
□ ポール・グリーングラス 『ユナイテッド93』
□ アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 『バベル』
■ マーティン・スコセッシ 『ディパーテッド』


ジェニファー・ハドソン、やったー!!!
ジェニファー・ハドソン


『ドリーム・ガールズ』の彼女の歌と演技は本当に凄かった。
あの おすぎさんも珍しく褒めまくっていたもんね。

授賞式の模様がBS11で放送されるのは3/10だそうです。
はやく見たいなぁ~。
賞が決定する瞬間の、ノミネート者たちの表情を見るのが好き。
女優陣のドレスもじっくりチェックしたい。
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テーマ:第79回アカデミー賞 - ジャンル:映画
ラジー賞

毎年、アカデミー賞前夜に行われるラジー賞こと、
ゴールデン・ラズベリー賞が発表された。

その1年の最低な映画や俳優に贈られるという不名誉な賞で
アメリカ人が いかにも好きそうな“おふざけ”だ。

さてさて、27回目となる今回の受賞者は?

<ワースト作品賞>
■ 『氷の微笑2』
□ 『リトル・マン』(原題)
□ 『レディ・イン・ザ・ウォーター』
□ 『ザ・ウィッカーマン』(原題)
□ 『ブラッドレイン』


<ワースト主演男優賞>
■ ショーン・ウェイアンズ、マーロン・ウェイアンズ 『リトル・マン』(原題)
□ ティム・アレン 『ウォルト・ディズニーのサンタクローズ3/クリスマス大決戦!』
□ ティム・アレン 『シャギー・ドッグ』、『ズーム』(原題)
□ ニコラス・ケイジ 『ザ・ウィッカーマン』(原題)
□ ロブ・シュナイダー 『がんばれ!ベンチウォーマーズ』


<ワースト主演女優賞>
■ シャロン・ストーン 『氷の微笑2』
□ ヒラリー・ダフ、ヘイリー・ダフ 『マテリアル・ガール』(原題)
□ リンジー・ローハン 『ラッキー・ガール』
□ ジェシカ・シンプソン 『インプロイー・オブ・ザ・マンス』(原題)
□ クリスタナ・ローケン 『ブラッドレイン』


<ワースト助演男優賞>
□ ダニー・デヴィート 『DECK THE HALLS』
□ ベン・キングズレー 『ブラッドレイン』
■ M・ナイト・シャマラン 『レディ・イン・ザ・ウォーター』
□ マーティン・ショート 『ウォルト・ディズニーのサンタクローズ3/クリスマス大決戦!』
□ デヴィッド・シューリス 『氷の微笑2』


<ワースト助演女優賞>
□ ケイト・ボスワース 『スーパーマン リターンズ』
□ RV クリスティン・チェノウェス 『DECK THE HALLS』&『ピンクパンサー』
■ カーメン・エレクトラ 『DATE MOVIE』&『SCARY MOVIE 4』
□ ジェニー・マッカーシー 『JOHN TUCKER MUST DIE』
□ ミシェル・ロドリゲス 『ブラッドレイン』


<ワースト監督賞>
□ 『ブラッドレイン』 ウーヴェ・ボル
□ 『氷の微笑2』 マイケル・ケイトン=ジョーンズ
□ 『ダ・ヴィンチ・コード』 ロン・ハワード
■ 『レディ・イン・ザ・ウォーター』 M・ナイト・シャマラン
□ 『リトル・マン』(原題) キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ


『氷の微笑2』がワースト作品賞、
シャロン・ストーンが同作品でワースト主演女優賞を受賞。
“やっぱりムリがあったよね…”感が漂いますな。

最近不作が続くM・ナイト・シャラマンが見事に(?)2部門を受賞した。
また『シックス・センス』みたいな作品を撮ればいいのになぁ~。

“ワースト”と烙印を押されると、逆に観たくなってしまう私。
ジョン・ウィルソンは、宣伝・広告のためにラジー賞を考案したというが
まさに“思うツボ”かも?
ドリームガールズ

ドリームガールズ』を見た。
豪華でエンターテイメント性も高く見ごたえのあるミュージカル映画だった。

ダイアナ・ロスがモデルというディーナ役を演じたビヨンセは
とにかく美しくて魅力的。
60~70年代のファッションを見事に着こなし
まさに“ザ・スター”という感じだった。
ディーナ

でも主演女優としては、いまいち影が薄い。
アカデミーの助演女優賞にノミネートされたジェニファー・ハドソンに
完全に喰われてしまったという印象だ。
エフィ

ビヨンセのオハコである歌のシーンでさえ
歌唱力と迫力の両方でジェニファーに負けていた気がする。

エディ・マーフィもジェイミー・フォックスも
歌の上手い女性陣に劣らない歌声を披露していた。
特にエディの歌とダンスは、本物の60~70年代スターみたい。
ジェームス

ミュージカル映画だけあって、歌のシーンは素晴らしかった。
でも、すごい形相で歌うジェニファーやビヨンセを見ていたら
聞いているこちらまで力が入ってしまった。

上映時間は130分。
ちょっと長すぎるかも?!
見終った後、お腹いっぱい… というか、
どっと疲れを感じてヘロヘロになった。

★★★★☆
Vanity Fair

高額ギャラ女優、リース・ウィザースプーンの2004年の主演作。
キューティー・ブロンド』や『メラニーは行く!』で
彼女の認知度は高まっていたはずなのに、日本では未公開だった作品だ。(DVDは発売中)

リースには珍しく、この作品は19世紀のイギリスが舞台の時代劇だ。
原作はウィリアム・メイクピース・サッカレーの“VANITY FAIR(『虚栄の市』)”。

彼女が演じるのは貧乏な孤児から上流社会へとのし上がっていく
ジャッキー・シャープという女性。
美貌と知略で男を手玉に取っていく ちょっとした汚れ役だが
邦題タイトルの“悪女”というイメージはない。

彼女の可愛さと爽やかさが“悪女”には見えない理由だろうか。
私は元々彼女が好きなので、そういう目で見れないだけかも…。
でも、ひいき目じゃなくても、この映画での彼女は魅力的だし
男たちを次々と惹きつける女性というのも納得できると思う。

共演者の1人にジョナサン・リス=マイヤーズがいて驚いた。
ジョナサン

彼は演技が上手いのに なかなか芽が出なかったようだ。
最近では『M:i:Ⅲ』や『マッチポイント』などメジャー作品の出演も増えている。
これからが期待できそうな若手男優の1人だ。

日本で劇場公開されなかった理由は?
リース以外は特に有名な俳優も出ていないし
西洋の時代劇は日本ではあまりウケないからかな?
ま、公開しなくて正解だったかも。
悪くもないけど、とびきり面白いわけでもない。
ただ、最後のオチには笑ってしまった。(注:コメディ映画ではありません)

★★★☆☆


リースを見ていると いつも思うのだけど…
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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画
アメリカ映画の古典的名作と呼ばれる『カサブランカ』。
1942年に全米公開され、翌年のアカデミー賞では
作品賞、監督賞(マイケル・カーティス)、脚色賞の3部門を受賞した。

カサブランカ


『カサブランカ』といえば、 “君の瞳に乾杯!”の名セリフが浮かぶ。
このセリフ、原文では“Here's looking at you, kid.”だ。

君の瞳に乾杯


実は前回翻訳した番組の中で、このセリフに泣かされた

ある映画での男女2人の会話。
ハリウッド黄金期の名脚本家(架空の人物)について話している。
(ほぼ直訳&原文込み)

男:彼は数々の名シーンを残してきたよね
女:ねぇ、知ってる?
  『カサブランカ』の脚本家に、“Here's looking at you, kid
  “kid”を加えた方がいいとアドバイスをしたのは彼なのよ。

男:あれは“kid”があるから、名セリフになったんだ。
  “kid”なしだったら…
  “Here's looking at you, Ilsa …
  イマイチだね。


と、こんな感じの会話。

ここで出てきた“kid”がクセモノ!
どうやって日本語に訳したらいい?

名セリフ“君の瞳に乾杯!”の中で“kid”は日本語に訳されていない。
そもそも原文と日本語訳がぜんぜん違うのだ。

このシーンに合わせて“kid”を訳すと“お嬢ちゃん”みたいな意味になると思うのだが…。
セリフの中に“お嬢ちゃん”なんて入ってないから
これがどーのこーのという訳にはできない。

悩みに悩んで、字数制限を考慮しつつ こんな訳にした。

女:“君の瞳に乾杯!”に“君の”を加えたのは彼なのよ。
男:あれがないと全然違うよ。
  “イルザ 瞳に乾杯!”…
  イマイチだね。


ひぃ~ 我ながら、かなり苦しい訳だ。
字数もかなりオーバー気味だった。

結局、エージェントさんに修正されたのが、この訳。

女:“君の瞳に乾杯!”を考えたのは彼なのよ。
男:あれがないと全然違うよ。
  “イルザの瞳に乾杯!”…
  イマイチだね。


かなり大胆な訳になっていた
あの名セリフを考えたのが“彼”になっているし
なんだか会話がチグハグ…
でも字数を抑えることを最優先にしたら
この訳は最適なのかもしれない。

ふ~~~
映像翻訳をやっていると本当にどうしようもない時がある。
久々に円形ハゲになりそうなくらい悩んだ訳だった。
オール・ザ・キングスメン

映画『オール・ザ・キングスメン』を紹介する番組を翻訳した。

ショーン・ペン主演の政治サスペンスで
共演はジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、
アンソニー・ホプキンスと超豪華!
1949年にロバート・ロッセン監督が映画化した作品のリメイクだ。
オリジナル版


苦手な政治もの+オフィシャルサイトの情報が不十分+納期が短い
など悪条件が重なって、作業がすごく大変だった。
オリジナル版を見て物語の粗筋を理解し
何とかかんとか納品には間に合ったけど… つらかったなぁ(>_<)

でもね、この映画おもしろそうです。
理想主義を掲げた男が政治の権謀術数に触れ豹変し
知事にまで上りつめるが、次第に堕落していくという物語。
原作は実在の政治家をモデルにしたロバート・ペン・ウォーレンの小説だ。

「善は、悪からも生まれる」と信じる男の栄枯盛衰。
世界中のどんな国にも、こういう政治家っているんだろうなぁ。
日本にもいますよね… かつての鈴木●男さんとか。

ショーン・ペンの演技がすごい!
知事に当選してからの ふてぶてしい姿が
ロバート・デ・ニーロにとっても似ていた(笑)
ショーン&デ・ニーロ


映画の公開は“陽春”だそうだ。
それっていつ頃? まだ決まってないの?
来週火曜日に納品予定で翻訳作業をしていたら
エージェントさんから電話があった。

「番組の放送日が変更になったので
今やっている番組は置いといて
別の番組を来週火曜に納品してください」とのこと。

え~~~(>_<)
せっかく半分終わってたのに、今から新しい素材を翻訳するの?

でも「NO!」と言えない駆け出し翻訳者の私。
「はい、喜んで!」と言わんばかりに引き受けてしまった。

ちなみに今までやっていた翻訳の納品は3/6になった。
え~~~(>_<)1カ月後? 内容を忘れちまうよぉ。

でも文句を言わずに頑張るしかない。
この努力がいつか報われますように!
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